2012年12月10日月曜日

片山さつき女史のチィッターを見て


 片山さつきさんのツイッターで自民党は天賦人権を否定すると書いていました 怖いことを言うものです おそらく当人は自分が怖いことを言っているとは思っていないんでしょうね 「国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか」を考えるようにしてもらいたい」のだそうです  私初めて有名人相手にツイートしましたよ

 天賦人権は自然権とも言われるものです 私たちは国家があろうがなかろうが存在します 私やあなたが泣いたり笑ったり思い悩んだりとかこういうものは持って生まれたものです 思うこと 考えること そして自分なりの判断をすること これが天賦人権です 思想良心の自由は国から与えられたものではない 国家があろうがなかろうが関係ない 天賦人権は国家制定以前の権利なんです これを否定されてたまりますか 

 天賦人権は国家制定以前の権利なので国家が人民からその権利を取り上げることは出来ません しかし強大な権力を持つ国家は天賦人権を圧迫することが出来ます その権力を使ってね 中国とチベットの関係を考えてください あれがいい例です チベット人が焼身自殺をして抗議しているのは天賦人権の行使です やりたくはないだろうけれど他に方法が見つからないんでしょうね(武器をとって戦うのもひとつの方法ですがチベット人はそれを好まない) 

 私の裁判を見てくれた方なら上告審の弁護人が「市民的不服従」ということを上告趣意書で弁論したのを憶えてらっしゃいますか あれも天賦人権です 国家政府が国民のためにならない政治をしている場合に国民は政府に抗い転覆させる抵抗権をもつ その抵抗権から暴力を取り去った穏便なものが市民的不服従です ガンジーがインド独立の際に用いたのもこれですね 

 憲法は改正しなければいけないと私も思うのですが自民党に任せると改正ではなく改悪されそうです 憲法は国家権力を規制するためにこそあるんです その憲法で天賦人権を否定するとは何事か 自民党は日本を中国のようにしたいのか 



 この記事はアメブロに書いたところ運営上の問題があるとかで表示されなかったため こちらのブログで公開することにしたものです やまのブログ